鳥羽市街の温泉宿でワーケーション 一扇野の里 扇芳閣
特集
こんな方におすすめ
- 企業利用など、団体でワーケーション利用したい方
- 大自然を全身に感じながら、温泉でホッと疲れも癒やしたい方
- 子供連れでワーケーションをしてみたい方
扇野の里 扇芳閣の3つの特徴
扇野の里 扇芳閣の魅力は、鳥羽市街地でありながら鳥羽湾を望める絶景や温泉という旅の醍醐味を味わいながら、団体利用や子育て世帯のご利用、はたまたフリーランスまで幅広くワーケーション利用できるところです。それでは、順番に紹介していきます。
特徴①.仕事の疲れを癒やしてくれる「絶景と温泉」
お仕事の疲れをとりたいワーカーが常に求め続けている桃源郷「温泉」。鳥羽に訪れた観光客をもてなし続けてきた扇芳閣には、もちろん「温泉」があります。7階の大浴場や何とお部屋の露天風呂から、鳥羽湾を一望しながら身体の芯まで温まれます。
また、小説家「山本周五郎」の小説「扇野」の舞台となった「樋の山」へ、扇芳閣7階からアクセスできます。4月中旬頃には藤棚が見頃を迎えのをはじめ、四季折々の花々や珍しい野鳥の姿も。伊勢志摩国立公園の大自然を満喫できるスポットです。約5,000匹のめだかが暮らす「めだかの学校」もありますので、気軽に気分転換に散策できますよ。
特徴②.大広間に会議室、団体利用にも最適
鳥羽でも指折りの大型旅館である扇芳閣では、最大430名の宿泊が可能です。11名部屋から2名部屋まで幅広くお部屋の種類も充実。最大60名収容可能な会議室や、宴会場に最適な大広間と企業単位での利用にも対応できます。
Wi-Fi環境はすべてのお部屋や1階のロビー、ティーラウンジ、お土産処周辺、会議室など、しっかりと整備されています。鳥羽駅からの送迎サービスもありますので、公共交通でお越しの方も安心です。
特徴③.子育て世帯も安心のサービスが充実
扇芳閣では、−1歳〜8歳の子どもを持つ子育て世代が、安心して宿泊できるサービス拡大に取り組まれています。お子さんを一時的に預けられる託児サービスや、露天風呂付の大部屋での食事、めだかの学校や近隣の自然アクティビティツアー会社と連携した自然体験学習など、今後の新たなサービスにも注目です。
扇野の里 扇芳閣でワーケーション体験してみたレポート
今回、ワーケーションを体験して恥ずかしながら「扇野(おうぎの)」の意味を知りました。扇芳閣さんの館内に入ってすぐに、小説家 山本周五郎氏の恋愛短編小説「扇野」の文字が目に入りました。
山本周五郎氏が小説「扇野」の舞台となったのが、現在の扇芳閣さんのある樋の山(ひのやま)で、そこから望んだ鳥羽湾の形を「扇」になぞらえて読んだそうです。江戸川乱歩に三島由紀夫と、鳥羽は文学を育む土地柄なのかもしれません。
扇芳閣さんでのワーケーションでは、地元民でも普段は見ることのできない鳥羽湾と町の絶景に目を奪われました。僕は温泉好きなので、それだけで日頃の疲れがとれます。めだかの学校がある樋の山は、とにかく大自然を満喫できます。旧鳥羽小学校や城山公園より高いところにいることがとても新鮮で、ここでも鳥羽湾に行き交う船を目で追ってしまいました。
Wi-Fi環境は館内各所に整備されていて、快適にお仕事ができました。お部屋でモクモクと作業したり、1階のラウンジでコーヒーを飲みながら仕事するなど、状況に応じて作業場を変えてみるのが良いと思います。スタッフさんは皆さん、優しくてほっこりしました。
注意点としては、鳥羽市街でも扇芳閣さんは山の上にあること。夕食なしプランで利用する場合は自家用車がないと、真っ暗な道を上り下りする必要があるので、食事付か事前に用意しておくことをオススメしておきます。あとは、どんなに仕事をするぞと意気込んでいても温泉に入ってしまうと、脱力して「もう、いっか。」とまったりしてしまいます。温泉に入ることは、オンとオフの切り替え合図と心得ておきましょう。
有限会社 扇芳閣 谷口 雄太さん
旅館「扇芳閣」5代目・経営者。旅行会社Expediaでホテル向けの収益コンサルティング、長野県小布施町で観光DMOの立ち上げを経験。令和元年に家業を継承。「世界で最も子育て世帯から愛される旅館になる」をビジョンに旅館を経営。2020年ロッテルダム経営大学経営学修士。