離島での子育てについて(後編)

鳥羽の離島「菅島」で生活している僕が、離島でのリアルな子育て事情についてご紹介します!今回はその後編です!

島での子育て事情(後編)

「離島って自然の中でゆったり子育てとかできそうですよね。」 というイメージに実情をお知らせするこの企画。 菅島出身、菅島在住。現在進行形で子育て中の身として個人的な目線で島の子育て「良いトコ・悪いトコ」を発表したいと思います。
前編(微妙なところ)はこちら
では良いトコ紹介していきます。

5位 結構ほっといても大丈夫

小さな島なので島民のほとんどが顔見知りです。保育所の年長さんくらいになると自分で自転車に乗ったりして遊びに出かけだしますが、車も少ないし、山とかに入っていかない限りは誰かしらの目があるので子どもたちがのびのび遊べるのではと思います。ただ、人と近すぎるがゆえに気になる人には気になるかもしれません。

いわば島全体が家みたいなもの

いわば島全体が家みたいなもの

4位 待機児童とかない

保育所は1歳児から入所可能です。状況にもよりますが待機児童となる事はほとんどありません。ただ、保育所の時間が9時~16時半なので、両親二人とも島外に出てフルタイムで~というのは難しいかもしれません。

子どもは希少な存在。公的サービス◎

子どもは希少な存在。公的サービス◎

3位 食べ物がおいしい

美味しいです。主に魚介です。鳥羽の海は魚種が豊富なので都会だとなかなか食べないような魚を貰えることもあります。個人的に「実は美味い」魚の食べ方はイサキの塩焼き、シイラのフライ、太刀魚の刺身、イカの沖干しですね。美味いです。めちゃめちゃ美味いです。お腹すきます。

ついつい食べすぎて太りガチ

ついつい食べすぎて太りガチ

 2位 自然の中で遊べる

海、山が近いです。メインは海ですね。夏場の「海水浴行く日」率はメチャメチャ高いです。泳ぐだけでなく、道具があればマリンアクティビティも出来るかと。

自然は原点にして至高の教材だと思う

自然は原点にして至高の教材だと思う

1位 生きる力が身に着く

個人的にはこれにつきます。魚、海藻などを「とる」「捌く・調理」「食べる」「後処理する」といった事を自然に出来ると思います。関わる人も年代がバラバラになるのでいろんな人がいることも学べますし、サバイバル的ではありますが「なんかあっても島にいたら死なない」的な感覚があります。親としては子どもには生きてく力を身につけて欲しい願望があって、別に勉強とかは出来たらいいけど、出来なかったら仕方ないくらいの感覚なので、このランキングですね。

こんな感じで伊勢エビを捌けるようになります。

こんな感じで伊勢エビを捌けるようになります。

参考になりましたでしょうか。あくまで筆者個人の主観です。他にもっといっぱい良いトコあるよー!

しょーへー

とばる編集部員