離島での子育てについて(前編)
暮らし
鳥羽の離島「菅島」で生活している僕が、離島でのリアルな子育て事情についてご紹介します!今回はその前編です!
島での子育て事情(前編)
「離島って自然の中でゆったり子育てとかできそうですよね。」島側としても移住者募集とかっていう話になるとその部分を押してたりするので 菅島出身、菅島在住。現在進行形で子育て中の身として個人的な目線で島の子育て「良いトコ・微妙なトコ」を発表したいと思います。後編で明るく終わりたいのでまず微妙なトコから。
5位 島内で習い事がない
菅島内に塾はありません。(たしか答志にはあったはず)。習字やそろばん、体操等しようと思うと独学か本土に通う必要があります。小さい頃からしっかり勉強させて学力の高い中学、高校に通って立派な大学に行って…という事を希望する方には気になる部分かもしれません。
4位 通学時間距離が長くなる
島によって小学校、中学校と違いますが本土に通うと定期船での時間がオンされます。船にギリギリ乗り遅れた時の待ち時間の絶望感は忘れられません。まぁでも船の中や待ち時間には友達や島の人が必ずいるので、コミュニケーションを深めるいい機会になるのかもしれません。
3位 島内でほしいものが買えない
具体的に困ったのはオムツとミルクです。ネット通販は届くので買いに出なくてもいいのですが、注文をうっかり忘れたときは本土まで買い物に行く必要があります。あと商店は割と閉まる時間が早いので深夜の買い物はできません。
2位 船代が家計を圧迫
学校では無くて出かけるときです。小学校以上になってくると買い物やお出かけで必要になるので本土側であれば必要のない出費なのでは?と思います。
1位 緊急の時に医者にかかりにくい
子どもは良く熱を出すので慣れるまでは心配になります。緊急時には船を出してもらう事も出来るのですが、やっぱり気を使いますよね。 漁師の家だと自家用船でいけるかも。
2021年現在オンライン診療の実証実験をしているので医療の面は今後便利になる事があるかもしれません。塾も今はオンラインで十分かなと。※あくまで個人の主観です。