若者のやりたいことが叶うまち鳥羽 ~よそ者大学生が見たなかまちの魅力~

こんにちは。國學院大學から来た高西です。
鳥羽に来てまだ日が浅い私だからこそ見えた魅力と、観光まちづくりを学ぶ立場から見えた鳥羽の良さを紹介します。

訪れてまず感じたのは「人が温かいまち」という印象です。主に歩いたなかまち界隈では、大庄屋かどやで明治・大正期の貴重な資料や地域の方によるコンサートに触れ、深いつながりを実感しました。

多くの方と話す中で共通して感じたのは、強いコミュニティとやさしい人柄がこのまちの魅力であり、学生や観光客を自然に受け入れる土壌になっていることです。

実際に飲食店を訪れると、陽気に話しかけてくれる方が多く、その雰囲気に触れてこの考えが確信に変わりました。特に丸栄さんでの温かい対応が印象的で、若者や新しい視点を持つ人々にとって魅力的な環境だと感じました。

鳥羽は単なる観光地ではなく、「訪れるだけでなく関わりたくなるまち」だと強く感じています。

では実際に鳥羽で研修を行う中で感じたことはこのまちには“可能性”が詰まっているということです。歴史や文化、豊かな海の恵みだけでなく、人の温かさや挑戦を受け入れる空気があります。

観光まちづくりを学ぶ学生の目から見ると、鳥羽の未来は「観光地」から一歩進み、“関わりたくなるまち”として成長できるはずです。若者が集まり、地域の人と一緒に新しい価値をつくる。その動きが、まちに持続力と魅力を与える鍵だと感じました。

歴史を守りつつ、新しい視点を積極的に取り入れることが、鳥羽の未来をもっと輝かせる道だと思います。

高西大輔

とばる編集部員

神奈川県在住、國學院大學観光まちづくり学部2年生です。SNSを用いた情報発信によるまちづくりに興味があります。趣味はおいしいものの食べ歩きです。