菅島で「島っ子ガイド留学」募集中!自然と文化に触れる特別な学びを

三重県鳥羽市の離島、菅島で、2025年度から新たな学びの機会「島っ子ガイド留学」が始まります。対象は小学生のお子さまがいるご家庭で、家族ごと島に移住して生活を共にし、菅島の自然や文化に深く関わりながら子どもたちの成長を見守るプログラムです。

 

親子で島に住み、共に成長する「親子留学型」

「島っ子ガイド留学」は、家族で島に住みながら、自然や地域の方々とふれあうことで、豊かな学びを得られるスタイルです。住居には島内の空き家が紹介され、菅島の暮らしにすぐに馴染むことができます。自然や島民との交流の中でお子さまの成長を肌で感じ、家族で特別な体験を積み重ねてみませんか?

 

何を学べる?「島っ子ガイド」とは

「島っ子ガイド」は、菅島小学校の児童が自らの住む島の自然や文化、産業を学び、外部からの訪問者にガイドする活動です。2008年にスタートし、島の歴史や人との触れ合いを大切にしながら、コミュニケーション力やプレゼンテーション力が培われます。2013年には文部科学大臣賞を受賞し、小学校の道徳の教科書にも紹介されています。子どもたちが自分の言葉で島の魅力を伝えることで、人間力を磨く貴重な機会を提供しています。

 

安心と自然の中でのびのび育つ菅島での生活

菅島には学童はありませんが、地域全体が子どもたちを見守る環境が整っています。放課後には、子どもたちの遊び場が島中に広がり、地域の大人たちがその成長を温かく見守ります。「どこで遊んでいるか」「今何をしているか」をお互いに知っている安心の環境で、子どもたちはのびのびと過ごします。

 

菅島小学校での豊かな教育と地域のサポート

菅島小学校は島の象徴でもある菅島灯台を模した建物で、2024年の全校生徒はわずか17人です。少人数だからこそ、一人ひとりに合った指導や交流が行き届きます。学校運営にも地域住民が積極的に参加し、「菅島の未来を考える会」を中心に子どもたちの成長を支える多くのイベントが開催されています。

非認知能力が育つ複式教育

複式教育は、異なる学年の生徒が同じ教室で学ぶ環境です。菅島小学校は先進的に複式教育を行っており、ときには生徒が先生役を務め、勉強を教え合い、一緒に協力する場面が多く生まれるため、リーダーシップや協調性が自然と養われます。また、自分の考えを相手に伝える力や、自分のペースで学ぶ自主性も育まれ、非認知能力の向上に寄与します。

 

募集期限は2024年11月29日(金)まで!
「島っ子ガイド留学」を通して、菅島での特別な学びを経験してみませんか?

 

 

お問い合わせは下記から↓↓↓


菅島の未来を考える会 島っ子ガイド留学事務局

 

 

しょーへー

とばる編集部員

菅島在住の3児の父。 島の事なら大体は答えられるはず。