移住を考えている人、これを見て鳥羽に移住を考えよう!

関東でテレビ制作会社で働いていましたが、フリーランスでの仕事を目指して鳥羽市に移住された佐藤創(さとう はじめ)さんに鳥羽への移住のメリット・デメリットなどについてお聞きしました。

佐藤さんはなぜ鳥羽市に移住したいと思ったのか?

もともと東京の方で映像制作のお仕事をされていましたが、同じような流れの仕事はもうできないと思い移住を考え始めました。そんな時、新たな仕事として地域おこし協力隊の募集があり応募したのが移住するきっかけだそうです。鳥羽市を選んだのは鳥羽なかまち会が積極的に活動しているとのことで決められたそうです。

鳥羽に移住し、お店を開くときのメリット・デメリットは?

佐藤さんは、鳥羽のなかまちで「うさぎのしっぽ」というおにぎりカフェを経営されています。店舗は、廃業して空き家となった美容室を安く買い取って自分で店内をDIYして運営されています。空き家を再利用するメリットとして、投資する額が少なく済むことや、空き家が増えた地域でお店を開くことで街づくりにも貢献できるという点があると教えていただきました。ただ、地域でカフェとかお店をやるにあたり、人件費くらいしか稼ぐことができないことが多いため趣味の範疇でやることを前提としなければならないとのことがデメリットとしてあるようです。テレビの特集でやっているような田舎にお店を開いて成功しているパターンもあるが極一部のお店だけなので儲からない覚悟でやらなければならないそうです。

鳥羽市に移住してきてよかったと思うところ

東京で仕事をしてお給料をもらって生活していたが、鳥羽市に移住してきてからは自分で考え、工夫しながら生活できる面が良いと思われたそうです。

鳥羽市に移住してきて不便だと感じたところ

東京の方に住んでいたころは、移動手段として公共交通機関しか利用していなかったので車の免許を持っておらず、鳥羽へ来て移動手段について不便だと感じたそうです。車がないと不便なため、後に車の免許を取得されたそうです。また鳥羽市には週末などに家族で訪れるようなショッピングモールなどがないため、隣の市町村などのイオンに行くしかないため、そこも不便だと感じるそうです。私も今回取材に伺った際、駅の周りには観光地しかなく地元に住んでいる人は少し不便なのかと感じました。

鳥羽市に移住して来て変わったこと

佐藤さんは鳥羽へ移住して、鳥羽にある物・ある環境を生かして生活していかなければならないので、自ずとチャレンジ精神が身についてそうです。私自身も今後の成長のため、将来こんなチャレンジできる生活を少ししたいと感じました。

田舎の大学生

とばる編集部員

三重県の北勢地区に住んでいます。自宅から大学まで片道二時間半くらいかけて毎日登校している限界大学生です。将来は、アルバイトをしている会社に就職することが目標です。