鳥羽で心安らぐ体験してきたよ!
皇學館大学記者
中之郷駅から歩いて7分。鳥羽なかまちにその体験が出来る場所がある。
さぁ、それは何処だろう?
正解は…写経体験!
「なんだ、写経か…。」で終わらないでくださいね!?
写経は一言で言い表せないほど奥が深いんです。
今回、蝉の声響く本堂の中、ご住職のお話の元写経を体験しながら仏教も体験してきました。
浄土宗のお寺「西念寺」
九鬼家後の鳥羽藩主内藤家の菩提寺である「西念寺」。元々は鳥羽城内の三の丸に建立されていたそうです。
『映画半世界』のロケ地としてお墓参りのシーンや、大雨の中の葬儀のシーンなどが撮影された場所でもあります。
浄土宗のおつとめは、毎日毎朝に「浄土宗日常勤行式」というお経を1ページから最後まで唱え、一日をはじめてもらう日課があります。
月一回の写経体験でも、写経を体験する前に一部お経を唱えます。今回の写経では、お経の中にある『一枚起請文』を書きました!
浄土宗の教えを凝縮したお経であり、法然上人が亡くなる2日前に書かれた遺言書だそうです。
そして、このお経には奥が深く、浄土宗の教えを伝えていく役割が書かれたお経でもあります。
詳しいことが聞きたい!という方は是非、写経体験へ!!
さぁ、写経を体験してみよう!
と、その前に…
写経の準備として、お香を使い体や心を清め、お焼香をして気持ちを整えてから写経に望むことを忘れずに! 写真提供:エイチエムプロデュース
準備が終わり、写経を書いていきましょう!
みんな、どんなことを考えながら書いているのかな?
写真提供:エイチエムプロデュース
如何だったでしょうか?
写経体験には、奥が深いということが伝わっていたら幸いです。
字を書くのが苦手な人や字を書くのが好きな人、また、左利きのため右手で書くのが得意ではない人など人によって向き不向きはあると思います。
しかし、写経体験は字をただきれいに書くだけが写経ではありません。
季節の移り変わりを肌で感じ、鳥のさえずりや草木の音に耳を傾け、心のケアとして写経体験してみませんか?
【写経体験】
浄⼟宗 春曜⼭ ⻄念寺(さいねんじ)
※月1回の写経体験実施
〒517-0011 三重県⿃⽻市⿃⽻4-4-19
☎0599-25-2590
HP:https://tobanakamachi.com/tobanakamachi_shop/temple-sainenji/